館長からのメッセージ

アクアマリン両翼をそなえる

ようこそ、アクアマリンえっぐと子ども漁業博物館へ

空から見た小名浜港 空から見た小名浜港

アクアマリンえっぐは、幼児期から自然体験のできる子ども体験館である。
福島県の「子育て支援プログラム」のもとに、アクアマリンふくしまの「命の教育プログラム」が発展し、2010年、3月20日に開館(「ふ化」)の日を迎えた。
「アクアマリンえっぐ」は、砂浜や、磯や干潟の自然を楽しむことができる世界最大級のタッチプール「蛇の目(じゃのめ)ビーチ」と、かつて子どもたちの身近にあった里山の自然を再現したキッズビオトープ「BIOBIO(びおびお)河童の里」と結びついて、子ども達の「見る・聞く・触る、嗅ぐ・味わう」の五感体験ゾーンを展開している。

アクアマリンえっぐ アクアマリンえっぐ

小名浜漁業組合の壮大な建物の下に、「アクアマリンうおのぞき子ども漁業博物館」が2010年4月1日、開館した。
「アクアマリンうおのぞき」は、持続可能な漁業への貢献を重要な使命とする。また、「海を通して人と地球の未来を考える」と言う理念のもとに、「アクアマリンえっぐ」とともにアクアマリンふくしま機能を両翼となって支え、強化する施設だ。
「アクアマリンうおのぞき」は、アクアマリンふくしまが開館以来開催してきた、よみがえれ「鯨文化」、よみがえれ「伝馬船」など海洋文化企画展示のように、漁業の伝統をよみがえらせることによって、地域の活力をよみがえらせる試みでもある。この施設が、「よみがえれ日本漁業」の大切な橋頭堡となることを願っている。
子ども漁業博物館の設置にあたっては、小名浜漁業協同組合や施設の管理者であるいわき市水産振興室、福島県港湾事務所などの皆様の励ましと協力を得た。心から感謝したい。この木、なんの木 メッセージ
これらの樹木は、40年の潮風に耐えて、小名浜漁協の建物の屋根の上から、小名浜の漁業の盛衰を眺めてきた。これらの樹木は、野鳥が森から運んできた種子から育ったもので、過酷な環境を生き延びてきている。
今、森・川・海の循環が滞っている。森の栄養分が沿岸水に不足し、稚魚の育つ海藻林を枯らし、沿岸の漁業が衰退してしまっているのだ。この樹木を小名浜の漁業振興のシンボルとして、うおのぞき子ども漁業博物館の入り口に飾った。

アクアマリンうおのぞき子ども漁業博物館 アクアマリンうおのぞき子ども漁業博物館

環境水族館アクアマリンふくしまは、これらの新しい施設、いわば両翼を加えて、より多くの子ども達に十分な自然体験を提供する場として、たいせつな使命を果たしていくこととなる

アクアマリンふくしま 館長 安部義孝