飼育員たちが行っているいろいろな研究を発表します。また、アクアマリンふくしまが友好提携している国内外の施設をご紹介します。友好提携館があるパラオの海の生き物も展示しています。
◇飼育員の研究レポート
友好提携館である「パラオ国際サンゴ礁センター」があるパラオ共和国は、日本から南へ3,000kmの太平洋上に位置する、人口1万7千人の小さな島国です。陸地面積489k㎡。南北およそ640kmにわたり、200以上の島々が散在します。世界有数の豊富な種類のサンゴで知られており、ここでは美しいパラオの海に生息する生き物を展示しています。
冬期限定の室内タッチコーナー
ここでは、約10種の南の海の生き物を展示していますが、ボランティアスタッフの案内のもと、3種類(アオヒトデ、マンジュウヒトデ、バイカナマコ)の生き物に触ることができます。マンジュウヒトデやバイカナマコは、福島県の沿岸などで見られるものより、大きな種です。南の海にすむ生き物の大きさや色形などを観察して、様々な種類の生物がいることを体感してください。
期間:2022年12月1日(木)~2023年3月20日(月)※予定
時間:9:30~16:000
※タッチできる生き物の種類は状況によって変わります。
飼育員たちは、ただ生き物たちを飼育しているだけでなく、いろいろな研究を行っています。生体が見られる水族館での研究は、生態・形態・行動・繁殖など様々です。
発表は、主にポスターで行います。内容に関しては、定期的に学会等での発表を終えたものから更新していきます。また、研究だけでなく当館で関わりのある生き物たちの最新情報があれば、この場で報告していきたいと思っています。
さらに生き物たちへの興味を持っていただければ幸いです。