サンゴ礁の海

サンゴ礁の海
チンアナゴ
サンゴ礁の海
展示場所
本館2階

美しく色鮮やかな南の海

温かく浅い海に広がるサンゴ礁。ここでは、サンゴのすき間に隠れる小さな生き物や、色鮮やかで個性豊かな生き物たちが見られます。

マングローブの森をぬけると、その先には美しいサンゴ礁が広がっています。サンゴ礁をつくっている造礁サンゴのなかまは、サンゴ虫という小さな動物が集まってできています。
サンゴ虫は、自分でエサをとらえて食べるのと同時に、体の中にすんでいる褐虫藻(かっちゅうそう)類が光合成によってつくりだす栄養分も取り入れて生きています。サンゴ虫は石灰質の固い骨格をつくりながら成長し、長い年月をかけて広大なサンゴ礁を築き上げます。
ここでは、黒潮源流域のサンゴ礁にすむさまざまな生き物を見ることができます。

主な展示生物

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サンゴのなかま

サンゴのなかまの多くは、形が木の枝に見えることから、古くは植物と考えられていたこともあります。しかし、実はイソギンチャクやクラゲと同じ刺胞(しほう)動物です。
水槽の中のサンゴのなかまの体の表面をよく見ると、イソギンチャクのような触手を広げている様子を見ることができます。

トゲトサカ

サンゴ礁の生き物

サンゴ礁域では、さまざまな生き物たちが暮らしています。魚類では、スズメダイ、ベラ、チョウチョウウオ、ブダイなどのなかまが多く、原色の鮮やかな体色のものが目につきます。サンゴのすき間や岩陰、海底などまわりの環境を利用して上手に隠れている生き物がいるので探してみましょう。

ナンヨウハギ

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