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ROVで採集したコトクラゲを展示しました

2020年11月に駿河湾で実施した捕獲装置を搭載するROV(遠隔操作型無人探査機)による採集で、コトクラゲ、セイタカカワリイソギンチャク、ウミエラ類、トリノアシを採集しました。

コトクラゲは相模湾で昭和天皇が発見されたことで知られていますが駿河湾での報告は非常に少なく、今回は水深145mの海底で採集されました。2016年の展示以来4年ぶりの展示となります。当館では2017年に「飼育下におけるコトクラゲの繁殖と育成」で論文発表しており、この展示個体の繁殖にも取り組んでいきます。

また今回の採集ではヒシダイの幼魚の採集にも成功しました。残念ながら展示することは出来ませんでしたが貴重な標本を得ることが出来ました。そして新たに導入した捕獲装置でヒシダイのような遊泳性魚類が採集されたことにより、今後のROV採集の可能性が広がりました。次回は展示出来るように準備を進め、さらなる挑戦を続けていきます。

コトクラゲ コトクラゲ(2階ふくしまの海~大陸棚への道にて展示)

セイタカカワリイソギンチャク セイタカカワリイソギンチャク(2階ふくしまの海~大陸棚への道にて展示)

フトウミエラ フトウミエラ(2階ふくしまの海~大陸棚への道にて展示)

トリノアシ トリノアシ(1階海・生命の進化)

 

コトクラゲ ROV画像

コトクラゲ ROV画像

捕獲されたヒシダイ かごの中

捕獲されたヒシダイ かごの中

ヒシダイ

ヒシダ

コトクラゲ採集の様子