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エビスザメ アクアマリンふくしまで初展示

北海道 標津サーモン科学館から珍しいサメ「エビスザメ」がやってきました。

当館で展示したエビスザメ(海・生命の進化コーナー)

エビスザメ標津サーモン科学館展示水槽 今回移送した個体(標津サーモン科学館展示水槽)

エビスザメ搬入作業の様子

2021年10月に北海道標津町定置網にて捕獲。標津サーモン科学館(北海道標津郡標津町北1条西6丁目1-1-1)の展示水槽で2個体展示していましたが、成長に伴い手狭になってきたため、1個体(メス;全長1.6m)移送をおこないました。移送には当館の活魚トラックを用い、途中フェリーに乗船して約28時間かけて輸送しました。エビスザメはサメ類の中でも比較的原始的なグループであるカグラザメ目に属することから「海・生命の進化」コーナーで展示することになりました。カグラザメ目にはラブカやカグラザメなども含まれています。

エビスザメ

  • エビスザメ
  • カグラザメ目カグラザメ科カグラザメ属
  • 学名Notorynchus cepedianus
  • 英名Broadnose sevengill shark

サメ類の多くは鰓孔(えらあな)が5対ですが、エビスザメは鰓孔が7対あり、英名でセブンギルシャークと呼ばれています。世界でも鰓孔が7対ある種はエビスザメとエドアブラザメの2種類だけです。また、背鰭が体の後方に1つしかなく深海ザメのラブカやカグラザメと共通した特徴になっています。日本では、北海道オホーツク海沿岸、相模灘~土佐湾の太平洋沿岸、山口県西部沖、東シナ海の沿岸の浅海から大陸棚縁辺域まで分布しています。全長3mまで成長します。口元が微笑んでいるように見えることから「エビスザメ」と名付けられたと言われています。