イバラモエビ属の新種「ホムライバラモエビ」が公表されました
アクアマリンふくしまでは、地元の漁業関係者の協力を得て、過去20年間にわたり北海道東部の根室海峡で深海採集調査を実施してきました。千葉県立中央博物館の駒井智幸博士との共同研究で、商業用のエビ籠や刺し網を用いた調査において、これまでに多くの興味深い十脚甲殻類(エビ・カニの仲間)が確認されています。
今回、2019年と2022年に採集した個体において、形態学的・遺伝学的解析において既知のどの種とも一致しないイバラモエビ属の標本2個体が見つかりました。
駒井博士と共同研究を進めた結果、新種として公表されました。
生時の体が燃えるような鮮やかな赤色をしていることから、和名を「ホムライバラモエビ(学名:Lebbeus flammeus)」と命名しました。
※2026年9月8日現在、生体の展示は行っていません。
- ホムライバラモエビ
- イバラモエビ属
- Lebbeus flammeus
| 公表日 | ※公表日確認●投稿先 Crustaceana (クラスタシアナ) ‥‥オランダの学術出版社 Brill(ブリル) が出版している。甲殻類(エビ、カニ、アミ、ワラジムシ、カイアシ類など)の分類学、生態学、形態学などを扱う査読付きの国際学術誌です。 |
|---|---|
| 共同研究 | 駒井智幸(千葉県立中央博物館) |
| 採集場所 | 北海道羅臼 |
| 採集日 | 2019 年と2022年 |
| 採集方法 | 羅臼沖のエビ籠漁、525–825mで採集。 |
アシナガイバラモエビL. longipesに似るが、尾節のトゲが多い(7-9:3-6本)、歩脚(第3〜5 胸脚)に白い縦線が入る(アシナガイバラモエビ:歩脚全体的に白い)などの違いがある。





