深海生物 オオグチボヤ展示
※展示は終了しました。
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2階「親潮アイスボックス」でオオクチボヤの展示を再開しました。
今回は飼育担当者も驚きの全長約15cmの大きくて立派な個体です。飼育の難しい生き物なので、お早めにご覧ください。
- オオグチボヤ
- マメボヤ目オオグチボヤ科
- Megalodicopia hians
- Predatory tunicate
オオグチボヤは、英名で「Predatory tunicate(肉食性のホヤ)」と呼ばれ、海外でも有名な深海生物の一つです。水深300~1000mの海底の岩盤や沈木に付着して生活しているホヤのなかまで、流れに向かって大きく口(入水孔)をあけ、餌を捕らえます。富山県など日本海側の一部で分布が確認されていますが、生きて採集されることは非常に稀です。 今回は北海道羅臼沖の刺し網漁で水深約800mから採集されました。歌っているように大口をあけた不思議な生物にぜひ会いに来てください。