ニホンウナギのレプトセファルス(葉形幼生)展示

ニホンウナギは日本全国に分布しており、昔から庶民に親しまれてきました。しかし、生息環境の悪化・乱獲などでその数はどんどん減少し、2014年には絶滅危惧種に指定されました。ニホンウナギは、産卵場(マリアナ海溝周辺の海山)からレプトセファルス(葉形幼生)の状態で黒潮に乗って北上し、日本近海でシラスウナギに変態して川を遡上します。この時期は体が透き通っており、成長するにつれて黒っぽくなります。
数が減少し、絶滅の危機に瀕しているニホンウナギですが、水産庁をはじめ、大学やその他研究機関が繁殖研究をおこなっており、2002年に水産庁で初めて完全養殖に成功しました。その後も研究が進み、安定してウナギの繁殖ができるようになってきました。
今回、愛知県の株式会社いらご研究所の協力のもと、レプトセファルスを展示します。レプトセファルスの展示を通して、ニホンウナギの生態や保護活動などへの理解を高める機会を提供できれば幸いです。
*株式会社いらご研究所:無足類(ウナギ、ハモ、アナゴなどの魚類)の生態、人工的な産卵・孵化・仔魚飼育等を研究している。2005年に「人工シラスウナギ」の作出に成功した。国内では3例目、民間では初めての事例です。
| 展示開始日 | 2026年7月12日(日) |
|---|---|
| 展示場所 | 本館3階「オセアニック・ガレリア 弁財天うなぎプロジェクト」コーナー |
- ニホンウナギ(レプトセファルス(葉形幼生)
- Anguilla japonica
全長:約4~5㎝、日齢:約200日





