イバラガニモドキの甲羅から2種のコンニャクウオが確認された報告
公益財団法人ふくしま海洋科学館(アクアマリンふくしま)と国立研究開発法人 水産研究・教育機構 中央水産研究所 水産生命情報研究センターによる、2種のコンニャクウオが、タラバガニ科のイバラガニモドキ鰓腔内から確認されたとする報告が、水産増殖学会誌に公表されました。
![目が黒色アイビクニン 目が銀色オグロ](https://www.aquamarine.or.jp/wp-content/uploads/2020/04/6a33b680cf7ace0d21c6cb3fca7d37f8.jpg)
目が黒色アイビクニン 目が銀色オグロコンニャクウオ
- 羅臼沖のイバラガニモドキ128個体中19個体にコンニャクウオ属の卵が確認(寄生率14.8%)。
- このコンニャクウオ属の卵は、オグロコンニャクウオとアイビクニン。
- この研究でオグロコンニャクウオとアイビクニンの孵化仔魚の相違が判明したため、孵化直後から展示可能となりました。
水産増殖学会誌