キジ展示開始
日本では本州、四国、九州の平地や草原、河原、農耕地などに広く分布していて、福島県でもよく見かけます。オスとメスでは姿が異なり、オスは翼と尾羽以外は光沢のある緑色、翼と尾羽は灰色、頭は青緑色をしていて、眼の周りには赤い皮膚が出ています。メスはオスと比べると地味な色で、全体的に茶褐色をしています。地上にいることが多い鳥ですが、空を飛ぶこともでき、夜は木の枝にとまって寝ます。
昔話の「桃太郎」に出てくるなど昔から人々に親しまれ、日本鳥学会により国鳥に選定されています。狩猟鳥としても昔から利用され、縄文時代の遺跡からもキジの骨が見つかっています。繁殖期のオスは大きな鳴き声「ケーンケーン」と羽音で縄張りを主張します。「キジも鳴かずば撃たれまい」のことわざがありますが、大きな鳴き声で見つかりやすくなってしまうことが元となっています。
*コシジロヤマドリから展示を変更いたしました。
*今回展示しているのは、2023年6月にふ化した個体で、成鳥の姿になるのは10月頃になります。
展示場所 | わくわく里山・縄文の里 |
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- キジ
- キジ科
- Phasianus versicolor
- Common Pheasant