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World Otter Day 世界カワウソの日によせて

ユーラシアカワウソ

世界カワウソの日(World Otter Day)とは

World Otter Dayとは、IOSF(International Otter Survive Found:世界カワウソ生存基金)※1が、世界各地で生存が危ぶまれているカワウソの現状※2を広く伝え、一般の方々の関心を高めることを目的に指定した日で、ヨーロッパを中心に各地でカワウソのイベントや普及啓発が行われています。日本動物園水族館協会の要請のもと、2017年はユーラシアカワウソの飼育園館で、翌2018年からはカワウソ全種(ラッコ含む)の飼育園館全てで、共通のポスターを作成し各自イベントを実施しています。2021年は5月26日(水)が世界カワウソの日に指定されています。

※1:IOSF イギリスに本部をもち、野生下のカワウソ保護保全活動を行うNGO
※2:世界には13種のカワウソの仲間が暮らしているが、生息地の窮迫や個体群の縮小などの問題を抱えている種が多く、絶滅の危機に瀕している国や地域もある。
日本にもかつてはニホンカワウソが全国に生息していたが、生息数の減少と共に天然記念物にまで指定された。しかし、保護が間に合わず2012年絶滅動物に 指定された。

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