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深海の高級魚 アコウダイを展示しました

「ふくしまの海~大陸棚への道~」コーナーに、アコウダイを展示しました。

アコウダイ

採集:2021年4月27日(火)茨城県沖 深海釣り 水深約400m

アコウダイは、釣り上げたとき水圧の変化で眼が飛び出す事から「メヌケ」とも呼ばれます。味が良く、また漁獲量も少ないことから、高級魚として有名な魚です。

深海魚のため採集・飼育が大変難しい魚ですが、船上ですぐに加圧水槽による減圧処理をしたことで、採集時には飛び出していた眼が治り、今回の展示が実現しました。アクアマリンふくしまでは初めての展示で、2021年5月20日現在、日本で生きている姿が見られるのは当館だけです。

減圧処理前のアコウダイ

  • アコウダイ
  • スズキ目メバル科。北海道から高知県の太平洋沿岸の200m以深に生息する。体長は30~50cmほど。体色は鮮やかな赤色で、エビや小型魚類などを捕食する。
  • 学名Sebastes matsubarae
  • 英名Rose fish

北海道から高知県の太平洋沿岸の200m以深に生息する。体長は30~50cmほど。体色は鮮やかな赤色で、エビや小型魚類などを捕食する。