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わくわく里山・縄文に新展示 オオコノハズク登場!

「わくわく里山・縄文の里」において、オオコノハズクを展示がはじまります。「わくわく里山・縄文の里」オープン以来、ユーラシアカワウソの展示や植物の展示などを中心に行ってきました。この度、さらなる展示の充実を目的として「オオコノハズク」の展示を開始します。

オオコノハズク オオコノハズク

2016年3月に多摩動物公園において誕生しました。2017年10月13日に当館へ輸送し、検疫のため予備施設において飼育をしています。

オオコノハズク

  • オオコノハズク
  • フクロウ目フクロウ科
  • 学名Otus semitorques

一般的な分布や生態

オオコノハズクは日本全土に広く分布しています。全長約25㎝と小型で、身をかくすのが得意なため野生下での目撃例は少ない生物です。羽角を持ち、日本産(一部を除く)の個体は、虹彩がオレンジ色をしています。 夜行性であり、小動物等を主食とします。

縄文時代初期になると、氷河期の寒冷な気候から温暖な気候へと変わり、落葉広葉樹の森がうまれ、木の実を実らせるようになりました。その豊かな森の恵みは人間だけではなく、多くの小動物にとっても最適な栄養源となり、そのような小動物を狩る生き物も繁栄しました。 オオコノハズクは、縄文時代の遺跡から骨が出土しており、昔から人との関わりがあったと思われます。
「わくわく里山・縄文の里」では、そのような豊かな実り多い森の中で、ひっそりと暮らすオオコノハズクの姿を再現します。