生き物紹介
サンゴ礁の海
ハナゴイは全長約12cmで、潮通しのよいサンゴ礁の外縁部に群れで生息しています。体はやや細長く鮮やかな赤紫色で水槽ではとても目立つ存在です。雄は成長すると鼻先が尖り、背は伸張し、背のビレ後ろは濃い赤色を呈します。また、尾ビレが黄色くなることもあるため、成魚になれば雌雄の区別は容易にできます。非常にデリケートな魚で、採集や移動時に暴れることが多いため、他の魚以上に丁寧に取り扱います。水槽内ではひらひら泳ぐ雌の周りで、縄張りを張っている雄がヒレを広げて求愛している様子を見ることができます。
生物分類 | 魚類 |
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英名 | Amethyst anthias |
学名 | Pseudanthias pascalus |
科名 | ハタ科 |