生き物紹介

メガネモチノウオ

サンゴ礁の海

メガネモチノウオ

オスは全長2mまで成長することもあり、ベラの仲間では最大です。成長すると前頭部がこぶ状に前に突き出てきます。その形がナポレオンの軍帽に似ることから「ナポレオンフィッシュ」とも呼ばれています。体色や体表の模様は成長段階によって変化し、他のベラ科と同様に性転換することが知られています。日本では沖縄県周辺海域の岩礁やサンゴ礁に生息しています。捕食時は厚い唇を持つ大きな口を前方に突きだし、小魚や貝類などを水ごと吸いこんで食べます。乱獲や自然破壊などによって資源が減少しており、2004年にワシントン条約の付属書Ⅱに記載されました。

生物分類 魚類
英名 Napoleonfish
学名 Cheilinus undulatus
科名 ベラ科

生き物紹介に戻る