常設展示紹介

熱帯アジアの水辺

黒潮の遠い源である熱帯アジア。ここには、緑豊かな森が広がっています。
大地に降り注ぐ多量の雨は森を洗い、落ち葉や土などさまざまな栄養分を川へ運びます。大きな川となった水の流れは、やがてその勢いを失い、海辺に広がるマングローブの森に流れ込みます。ミネラルや有機物を豊富に含んだ水は、ここで多くの生き物を育み、海へと手渡されていきます。

主な展示生物
アジアアロワナ・ヒメツバメウオ・マレーハコガメ・ミツボシゴマハゼ・ミナミトビハゼ・ベニシオマネキ

アジアアロワナ ベニシオマネキ カメ      
淡水域の生き物
熱帯アジアの淡水域には、コイやナマズの仲間を始め、多くの種類の魚たちが暮らしています。その中にはクラウンローチやグラスキャットのように、日本では観賞魚としておなじみのものも少なくありません。
水槽の中には、多くの種類の魚が入っていますが、水草や岩陰にかくれているものも多いため時間をかけてじっくり観察してみてください。いろいろな生き物たちと出会えるはずです。
トランスルーセントグラスキャットフィッシュ

トランスルーセントグラスキャット

ウツボカズラの仲間

ウツボカズラの仲間

食虫植物
食虫植物は、昆虫などをとらえて、それを養分として生きる不思議な植物です。
熱帯アジアに多く見られるウツボカズラの仲間は葉の先にできた袋で虫をとらえます。袋の口には蜜腺があり、これにおびきよせられた昆虫は、袋に落ちるとはい上がることはできません。袋の中には液がたまっていてこれで昆虫を消化します。
マングローブ
熱帯から亜熱帯の川の水と海の水が混じり合うところに生きる植物をマングローブと呼びます。
メヒルギやヤエヤマヒルギといった代表的なものや、シダやヤシの仲間などを合わせると、世界中では100種以上もの植物がマングローブと呼ばれます。
これらの植物は、酸素の少ない軟らかい土の上で、しかも海水につかりながら生きていくために、タコの足のような根をはり出したり、木になった状態で発芽する胎生種子をつけるなど他の植物とは違った特殊な体のつくりを持っています。
ヤエヤマヒルギの根

ヤエヤマヒルギの根

マングローブの食物連鎖

マングローブの食物連鎖

マングローブの生き物たち
マングローブの森の中には、さまざまな生き物たちが暮らしています。その生き物たちのエサの源になるのはマングローブの落ち葉です。
落ち葉は、まず、キバウミニナやカニなどのエサとなり細かく分解されます。それらは、水中のプランクトンや小型の動物のエサとなり、さらにそれが魚などのエサになっています。
また、マングローブの根がつくりだす複雑な空間は、魚の稚魚などにとっては絶好のかくれ場所になります。
こうして多くの生き物たちが集まるマングローブは、熱帯の海の生き物たちにとって欠くことのできない大切な場所です

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