常設展示紹介

ふくしまの川と沿岸

このコーナでは、川の源流域から海岸まで、福島県のさまざまな水辺で暮らす生き物たちと、それぞれがすむ環境をできるだけ自然に近い状態で展示しています。私たちの生活に身近な、さまざまな水辺をのぞくことができます。

主な展示生物
イワナ・オイカワ・ウグイ・ナマズ・タガメ・ボラ・ビリンゴ・メバル・ウミタナゴ・ミドリイソギンチャク

イワナ ゲンゴロウ メバル      
福島県の植物
南北に細長い日本列島の森林は北から、寒帯林、温帯林、暖帯林に分かれています。福島県は、ブナなどのある落葉広葉樹からなる温帯林と、スダジイ、アカガシなどの常緑広葉樹からなる暖帯林の境界部分に位置しています。会津・中通り・浜通りと大きく3つに分かれる福島県の中で、ここでは主に、阿武隈山地から太平洋側の植物が展示されています。
福島県の森林帯

福島県の森林帯

オオヨシノボリ

オオヨシノボリ

同じ川の中でも、上流、中流、下流と川はさまざまに姿を変えます。そして、その中ではさまざまな生物たちが、それぞれに合った環境にすみ分けをしています。流れの速い上流域では、イワナ・ヤマメが暮らしています。
水の中にあまりエサが多くないところで暮らす彼らは岩陰などにひそみ、エサが流れてくるのを待ちます。また、速い流れの中で暮らすために、強い遊泳力を持っています。浅く流れの速い瀬と水のよどんだ淵がある川の中流域では、ウグイ、オイカワ、アユなどと魚の種類も多くなってきます。
水槽の中では石の間などをよく探すと、オオヨシノボリやギバチの姿を見つけることができます。それぞれの生物の泳ぎ方や暮らしの違いも観察してみてください。
水の流れがほとんどない池や沼では、さまざまな水草が茂っています。人間にとって役に立たないように見える水草も、水の浄化や生活の場所などとして、動物たちにとって大切な役割をはたしています。
植物が茂る中には、タナゴ類やギンブナなどの魚の他にも、アメンボなどの水生昆虫、ニホンアマガエルなど、さまざまな生き物たちが暮らしています。
マツモムシ

マツモムシ

ドジョウ

ドジョウ

水田、小川、湧水
池や川の他にも、私たちの生活のまわりには、さまざまな水辺があります。水田や小川などのように人間の生活と深く結びついた環境の中でも、メダカやドジョウなどの生き物たちが暮らしています。
このコーナでは実際に水槽内に水田を作り、その周りにいる生き物を展示しています。
河口
川の河口では、流れもゆっくりになり潮の干満によって海の水も混じるようになります。
ここでは、ビリンゴなどのハゼの仲間やカレイの稚魚などが暮らしています。エサが豊富な河口域は、さまざまな海の魚たちが幼魚期を過ごす大切な場所です。
ビリンゴ

ビリンゴ

福島県の海岸

福島県の海岸

海岸
広い海の中では、どこにも同じように生き物たちがいるわけではありません。
ここでは、さまざまな海岸の中で、特に多くの生物にとって重要な、アマモがはえている砂地の海岸と、さまざまな海藻が茂る波の荒い磯場の海岸が展示してあります。
それぞれの環境による生き物たちの違いを観察してみましょう。
海藻と海草
一般に海の中の植物は「かいそう」と呼ばれます。しかし、実はその中には二つの意味が含まれます。
1つは、アマモ、スガモなどの海草で、この仲間は、陸上の多くの植物と同じで、花を咲かせ種子をつくります。
これに対して、ワカメやアラメなどは海藻で、これらの仲間は、体のつくりなども陸上の植物とは異なっています。
アラメ

アラメ

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