流行魚大賞2020結果発表
アクアマリンふくしまでは、今年最も話題になった魚を決める「流行魚大賞2020」の投票を実施しました。大賞に輝いたのは、コロナ禍を象徴する言葉を連想させる写真で注目を集めたキンメモドキでした。
昨年に引き続き2回目の開催となる流行魚大賞に輝いたのは「キンメモドキ」(1,517票)でした。これを記念し、入館口の大型パネルをキンメモドキの写真にするとともに、発表日当日11月28日(土)にはイラストレーター・友永たろさんがデザインしたキンメモドキのステッカーを200名様に配布します。
昨年はSNSやメディアで取り上げられた生き物の中から魚をノミネートしましたが、本年は今年流行した言葉から連想される魚をノミネート魚としました。その結果、世代を問わず認知されている言葉をキャッチコピーとし、なおかつ言葉と写真の親和性が高かったキンメモドキに票が集まったようです。当館のキンメモドキの水槽をご覧になるのは、午前11時くらいがおすすめです。特に美しい群泳が見られます。
アクアマリンふくしま「流行魚大賞2020」結果
投票期間
2020年10月15日(木)~11月8日(日)
総票数
5,024票(内Twitter1,607票)
集計方法
館内に設置した各生物の写真パネルに貼られた投票シールの数とTwitterに投稿した際の「いいね」数の合計
ランキング
大賞(1位)
「密です」キンメモドキ 1,517票(内Twitter284票)
集団で舞泳ぐ姿が美しいキンメモドキ。癒しの展示として人気ですが、今年は「密すぎる」と話題に。
2位
「時を戻そう」ハゴロモコンニャクウオ 1,060票(内Twitter476票)
2017年に当館等の研究により和名がついた深海魚。優雅な胸鰭の動きが昭和の名曲「魅せられて」を彷彿させます。
3位
「おじキュン」ニュウドウカジカ 916票 (内Twitter380票)
世界一醜い生き物のという認定を受けた魚の仲間。生きている姿が見られるのは珍しく、当館では7月下旬より展示しています。大きな口とおじさん風ちょび髭が愛らしい「おじカワ」系深海魚です。
4位
「高級魚サンマ!?」サンマ 768票(内Twitter302票)
大衆魚サンマが歴史的不漁で高騰。サンマを常設展示しているのが当館だけということもあり、生態について多くの問い合わせが寄せられました。また今年は、世界で初めて赤ちゃんの展示にも挑戦しました。
5位
「ぴえん」ホウセキキントキ 763票 (内Twitter165票)
目が大きく、正面から見ると泣き顔の絵文字「ぴえん」にそっくりな魚。