えっぐの森どうぶつごっこに新エリア「えものをさがせ!ハヤブサの木」登場!(3/26更新)
2022年4月にオープンした「えっぐの森どうぶつごっこ」に、ハヤブサの展示と関連遊具を新設します。
えものをさがせ!ハヤブサの木
内容
「えっぐの森どうぶつごっこ」に新たにハヤブサの展示及びハヤブサになりきって高い木から獲物を探す体験ができる遊具を設置します。展示の横に設置された遊具に登り、地上2mに設置したハヤブサの展示を観察しながら獲物をさがす体験ができます。
オープン予定日
2023年3月29日(水) オープン及び給餌解説 11:30~
※雨予報のため28日から変更になりました。(更新3/26)
オープン日限定で、飼育職員による特別給餌解説を行います。保護の経緯や、野生動物の現状を伝えたり、遊具の紹介をします。ハヤブサを間近で見ることによって、すこしでも多くの方に興味を持っていただけたら幸いです。
※天候や動物の状態により変更する場合があります。雨天の場合は、ハヤブサの展示は中止します。
- 展示するハヤブサ
- 特別給餌解説
展示生物 ハヤブサ
性別:メス ※年齢は不明 学名:Falco peregrinus japonensis 分類:タカ目 ハヤブサ科
ハヤブサは環境省の定める絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律では「希少野生動植物種」に位置付けられています。高い場所から獲物を探し、急降下するときは時速約300km近くの速度を誇る世界最速の中型猛禽類です。主に鳥類を餌とし空中でドバトやカラスを鋭いかぎ爪でひと蹴りした後、体勢を崩した獲物を鷲掴みし、安全な場所に運んで食べます。視力はヒトの約8倍あるといわれています。
展示するのは、事故により左の翼が欠損し神戸どうぶつ王国が保護していた個体です。ヒトの生活の影響が原因で体の一部を失い二度と自然界に戻れなくなったものや命を落としてしまう野生動物が年々増えています。この個体は、来館者のみなさまに野生動物の現状を伝えるメッセンジャーとしての役割を担いアクアマリンで譲り受けることとなりました。
「えっぐの森どうぶつごっこ」について
日本産野生動物の高い能力や生態を遊具で遊びながら楽しく学び、野生動物の暮らす森の生態系をずっと守っていくために、わたしたちに何ができるのかを考えていただくことを目的に2022年4月にオープンしました。