ROV(自走式水中カメラ)とは水の上からリモートコントロールし、水中を自由に動かすことができる水中カメラのことです。
アクアマリンふくしまのROVは水深300mまで潜航することが出来ます。
本体の大きさは、840L×615W×505H(mm)で、シーラカンスが潜む洞窟の奥まで入れて、シーラカンスの姿を捕らえることに成功しました。
シーラカンスの調査だけではなく、福島の海の調査などにも使用されています。
ROVの操作は熟練を要します。オペレーターは海流や風向きによる船の移動を計算しながら、シーラカンスが潜んでいそうな横穴に向けて、ROVを進めていきます。
ROVの操作は船上でモニターを見ながら行います。その様子はTVゲームでもやっているかのようですが、非常に神経を使うそうです。