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World Otterday
昔は日本中のあちこちに生息していたカワウソ。そんな「ニホンカワウソ」は2012年に絶滅種に指定されましたが、世界ではまだ13種類のカワウソたちが暮らしています。しかし、ほとんどの種が野生下において危機的な状況におかれています。日本動物園水族館協会では、カワウソの仲間のうち、5種類を飼育しています。この「世界カワウソの日」が、カワウソの生態や保全、さらには飼育園館での取り組みについて知っていただく機会となれば幸いです。みなさんも「カワウソのためにできること」を考えてみませんか？
| 開催日 | 2018年5月25日（金）～6月10日（日） |
|---|---|
| 開催時間 | 9:00～17:30（開館時間中） |
| 開催場所 | カワウソのふち |
「カワウソの絵描き歌」お披露目会
アクアマリンふくしまの飼育員らが作成したカワウソの生態を反映させた絵描き歌を、地元・わかぎ幼稚園の園児の皆さんに「カワウソのふち」で歌って描いていただきます。
開催日時
2018年5月25日（金） 10:30～10：50
カワウソお絵描きコーナー設置
録画した絵描き歌披露時の様子をカワウソのふち内でご紹介します。ぜひ皆さんも絵描き歌を楽しんでください。
開催日時
2018年5月25日（金）～6月10日（日）終日
World Otter Day（世界カワウソの日）とは
World Otter Dayとは、IOSF(International Otter Survive Found：世界カワウソ生存基金)※１が、世界各地で生存が危ぶまれているカワウソの現状※２を広く伝え、一般の方々の関心を高めることを目的に5月の最終水曜日に指定されている日です。ヨーロッパを中心に各地でカワウソのイベントや普及啓発が行われています。昨年度は初めて日本動物園水族館協会の要請をうけ、日本のユーラシアカワウソ※３の飼育園館全て（9施設）で共通のポスターを作成し各自イベントを実施しました。今年からは、カワウソ全種（ラッコ含む）の飼育園館が対象となっています。
※１：IOSF イギリスに本部をもち、野生下のカワウソ保護保全活動を行うNGO ※２：世界には13種のカワウソの仲間が暮らしているが、生息地の窮迫や個体群の縮小などの問題を抱えている種が多く、絶滅の危機に瀕している国や地域もある。日本にもかつてはニホンカワウソが全国に生息していたが、生息数の減少と共に天然記念物にまで指定された。しかし、保護が間に合わず2012年絶滅動物に指定された。 ※３:昨年度イベントを行ったのはニホンカワウソの近縁種であるユーラシアカワウソの飼育園館。
