生き物紹介

ラウスブドウエビ
ラウスブドウエビ

親潮アイスボックス

ラウスブドウエビ

北海道羅臼町~千島列島の水深600-800mに生息します。水族館では20年ほど前から「ヒゴロモエビ」として展示していましたが、千葉県立中央博物館の駒井智幸博士との共同研究で別種であることが判明し、2015年11月に論文を公表、和名を「ラウスブドウエビ」とつけました。体長20cmとタラバエビ科の中では最大で、その希少性から「幻のエビ」とも呼ばれています。

【飼育員のつぶやき】成長にとても時間がかかるため、食べ頃の大きさまで7-10年もかかります。水族館生まれの小さな個体は、立派な雌になるのにあと5年以上…。気長にコツコツと育てています♪

生物分類 甲殻類
学名 Pandalus spinosior

ラウスブドウエビの成長と体色変化

  • ラウスブドウエビふ化幼体(全長1cm)
    ふ化幼体 全長1cm
  • ラウスブドウエビふ化後600日
    ふ化後600日
    • ラウスブドウエビ
      ふ化後1000日(約2.5才)体色の一部が紫色になりはじめる
    • ラウスブドウエビ脱皮直後の若い雄
      脱皮直後の若い雄

 

 

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