生き物紹介
海・生命の進化
アブラツノザメは水温16℃以下の比較的冷たい海域に生息しており、日本では東北や北海道で見ることができるツノザメの仲間です。現在は福島県と岩手県で採集した個体を展示しています。
体は灰色から黒色で腹面は色が薄く、体側には白い斑点があります。ツノザメ属の仲間はその名の通り背鰭の前に1本の太い棘があるのが特徴です。この棘の基部には弱い毒を出す部分があり、敵に襲われそうになった時に背中を丸めて身を守るために使われます。
普段はゆったりと泳いでいますが、餌の時間になると他の魚に取られまいと活発に泳ぎ回ります。
生物分類 | 魚類 |
---|---|
学名 | Squalus acanthias |
科名 | ツノザメ属 |