生き物紹介
親潮アイスボックス
島根県以北の日本海側、茨城県以北の太平洋側、北海道、オホーツク海の水深200mほどに砂底地に生息しています。
全体的にずんぐりとした体形で、全身から短い毛が生えていることから、見た通りケガニと名付けられました。なぜカニに毛が生えているのかという疑問については、「水の流れを感じ取るため」や「保護色で外敵から身を守るため」など様々な説が考えられています。
今でこそ高級食材であるケガニですが、1910年年代の日本では漁獲されても食べられずに肥料にされていたそうです。
生物分類 | 甲殻類 |
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学名 | Erimacrus isenbeckii |
科名 | 十脚目クリガニ科ケガニ属 |