生き物紹介

コシジロヤマドリ(メス)
コシジロヤマドリ(オス

わくわく里山・縄文の里

コシジロヤマドリ

※現在は展示を終了しています。

ヤマドリは日本の固有種で、「山の鳥」との名の通り山地の森林に生息しており、コシジロヤマドリは、九州地方のみに生息しています。活動は主に地上で、木の実や草、ミミズなどを餌にしています。
本種は、オスの腰の羽が純白であることから、コシジロヤマドリと名付けられました。雌雄で姿が大きく異なり、長い尾羽と派手な色をもつのはオス、尾羽が短く地味な色がメスです。
縄文人にとって鳥は貴重な食糧だったはずですが、中でも貝塚からの出土数が多いのが、カモ類とヤマドリ・キジの仲間です。食すだけでなく、風切羽根は弓矢に、美しい尾羽は装飾具として、おしゃれな縄文人の必須アイテムだったのかもしれません。

生物分類 鳥類
英名 Ijima’s Copper Pheasant
学名 Syrmaticus soemmerringii ijimae
科名 キジ科

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