生き物紹介
海・生命の進化
恐竜がいた時代よりもはるかに早い時代から地球上に現れていたカブトガニは、「生きた化石」とも呼ばれています。
体は浅いおわんを伏せたような胴体と、そこから突き出た尾から成り立っています。名前にカニとついていますがカニよりクモやサソリの仲間に近いと言われています。古生代には、多くの種が存在しましたが、現在では世界に4種が知られているだけです。日本に生息するカブトガニは絶滅が心配されており、かつては瀬戸内海から九州北部に生息していましたが現在ではごく限られた地域でのみ確認されています。
カブトガニの血は人間と違って青く、特殊な成分が含まれています。この成分は、医療で役立つことがわ
かっています。
| 生物分類 | 無脊椎動物 |
|---|---|
| 英名 | Atlantic horseshoe crab |
| 学名 | Limulus polyphemus |
| 科名 | カブトガニ科 |
