生き物紹介

ふくしまの海~大陸棚への道~

オオタルマワシ

※現在は展示していません。

浮遊生活を送る体長3cmほどの深海性甲殻類の1種です。日本近海では黒潮流域に出現し、熱帯域から温帯域にかけて広く分布しています。サルパ(浮遊性のホヤの仲間)などを餌にし、中身を食べるとタル状に整え、自らがタルの中に入って生活を送ります。このタルの中で生活することで外敵から身を守り、子育ても行います。展示個体は駿河湾の水深400-700mで採集されました。

※東海大学海洋学部水産学科髙見研究室の調査に同行させていただき、展示することができました。
 2024年12月14日、当館では初展示となりました。

生物分類 甲殻類
英名 Deep-sea pram bug
学名 Phronima sedentaria
科名 端脚目タルマワシ科タルマワシ属

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