生き物紹介

ふくしまの海~大陸棚への道~

エンコウガニ

函館、男鹿半島、三陸沿岸から九州の両沿岸に生息します。水深は50m~210mまでの細砂泥底に多くみられます。成熟したオスは特にハサミ脚が大きくなります。漢字では猿甲蟹とかき、猿の顔のように赤い甲をもっていることからこの名前になったといわれています。甲らは区画がなくなめらかで光沢があります。

荒い砂の水槽から細かい砂の水槽へ入れると、すぐに長いハサミを上手く使い砂を掘って様子が観察されました。細かい砂を好むようすです。

生物分類 甲殻類
学名 Chorilia japonica
科名 エンコウガニ科

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