企画展

村山嘉昭写真展 川ガキ

開催期間 2022年7月26日(火)~10月10日(月)
開催場所 1号館2階森のこばこ

「川ガキ」という言葉をご存じでしょうか。これはセミの鳴き声が響き始めると水辺に現れる子どもたちのことで、とても好奇心旺盛です。かつては全国に分布していた「川ガキ」ですが、現在では絶滅が危惧されるほどまで減少しています。身近な水辺で遊べる環境が減少し、水辺に近寄ることが難しい世の中となってきています。
今回この企画展では、そんな絶滅危惧種の「川ガキ」にスポットをあてました。危機管理という名目で子どもたちから自然と遊ぶ場を一方的に取り上げるのではなく、昔はこんな遊びを自分たちもしていなかったか、自分の子どもたちにも自然の中で遊ばせてあげることが出来ないだろうか、ということを考えるきっかけになればと考えます。この写真展で子どもたちの生き生きとした姿をご覧いただき、水辺でお子様と楽しむきっかけづくりになることを期待します。

川ガキ 絶滅危惧種
学名:Homo sapiens sapiens
【分布】日本全国
【生態】好奇心のかたまり。特に夏季の水辺に出現。魚を捕まえたり、仲間と競い合って泳ぐなど、様々な行動が確認されている。岩や
河原で甲羅 干しを繰り返し 、日暮れまで水辺にいることもある。ちょっぴりの勇気を持ち、負けず嫌いだったりする一面もある。
【生息状況】以前は国内各地に多く生息していたが、近年減少の一途をたどり、絶滅した地域も少なくない。ただし一度絶滅した水辺でも復活させることは可能である。
【生息に影響を与える要因】ダム建設、河川開発などによる水辺環境の悪化や水質汚濁のほか、水辺を必要以上に危険視する風潮が あげられる。社会全体
が水辺に対して無関心になったことも、生息数現象の大きな要因のひとつとなっている。
~「 川ガキ 」 村山嘉昭 著 飛鳥新社より~

村山 嘉昭 氏

プロフィール
村山嘉昭・写真家
1971年生まれ、神奈川県横浜市出身
日本写真家協会会員
テレビ・ラジオの広報撮影、農業系出版社の写真部勤務を経て、2005 年に独立。
2017年 9 月には東京都内から徳島市へ移住し、四国をベースに活動している。
川で遊ぶ子どもたちの撮影は2000 年頃から取り組み始めた他、東日本大震災などの自然災害取材なども精力的に行っている。

シェアする