お知らせ
2号館「川のいきもの」コーナーでネズミの仲間を展示しましたのでお知らせいたします。
このコーナーでは「アズマモグラ」、「クマネズミ」、「ハタネズミ」、「アカネズミ」を新規展示しました。アズマモグラ、クマネズミは当館では初めての展示となります。
「川の生き物」コーナー
河川周辺に生息している生き物たちを展示しています。
【主な展示生物】
イワナ、ヤマメ、カワセミ、カワガラス、キセキレイ
新規展示生物の紹介
【アズマモグラ】
学名: Mogera imaizumii
※当館では初めての展示となります。
主に北海道、九州を除く東日本に生息しています。紀伊半島や四国、中国地方にも点在し、里山から民家周辺にまで広く分布しています。
地下に穴を掘って生活し、ミミズや昆虫、クモ、ジムカデなどを好みますが種子を食べることもあります。特殊な手を持ち、土を掘る為にシャベルのような円形状で爪も巨大です。
【クマネズミ】
学名: Rattus rattus
※当館では初めての展示となります。
全国に分布しています。いわゆる「家ネズミ」と呼ばれる種類です。ドブネズミとよく間違われますが、クマネズミの方が、耳が大きく体は小さいです。また、地上しか動き回れないドブネズミに比べ、肉球が発達している彼らはビルの鉄管などでも容易に上ることができます。
【ハタネズミ】
学名: Microtus montebelli
本州と九州に生息しています。名前の通り畑でよく見られます。河川敷や牧草地などにも生息し、地下にトンネルを掘り生活しています。モグラのトンネルと共有することもあります。
【アカネズミ】
学名: Apodemus specious
全国に分布しています。森林や田んぼ、河川敷など様々な場所で見られます。主に植物の種子を食べます。ドングリを土に埋めて貯蓄する習性があり、忘れられたドングリから芽が出て育つことから、アカネズミとドングリの木は共生関係にあると言われています。成獣は明るい茶褐色ですが幼獣は黒味が強いです。