お知らせ

当館職員が発見した新種「ヒラサワツブゲンゴロウ」の発表と世界初の生体展示について

当館職員が調査で採集したゲンゴロウが新種であることが、石川県ふれあい昆虫館の渡部晃平学芸員らの研究により明らかになりました。東日本に分布する新種のゲンゴロウとして、2020年12月30日に出版された日本昆虫分類学会の学会誌「Japanese Journal of Systematic Entomology」に記載・発表されました。

本種は渡部学芸員が共同研究者の名古屋市衛生研究所の上手雄貴研究員とともに命名し、ヒラサワツブゲンゴロウLaccophilus hebusuensis Watanabe et Kamite, 2020となりました。

学名の「hebusuensis」は、模式産地の平伏沼にちなみ、和名の「ヒラサワ」は発見のきっかけとなる生体を採集した当館職員に献名されたものです。

 アクアマリンいなわしろカワセミ水族館、石川県ふれあい昆虫館では、世界初となる生体展示を同時開始いたします。

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