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世界最大のランがついに開花!

最大で7m以上にもなる「タイガーオーキッド」は、日本でも開花例が希少

アクアマリンふくしまの「熱帯アジアの水辺」コーナーにおいて、世界最大と呼ばれるタイガーオーキッドを育成展示しています。当館での育成期間は20年になりますが、一度も開花することがありませんでしたが、ついに開花しました!

タイガーオーキッド全体

タイガーオーキッド花

■グラマトフィラム・スペキオスム 

学名: Grammatophyllum speciosum
通称 タイガーオーキッド

最大で7m以上にもなる、世界最大のランの仲間です。原産地は東南アジアです。黄色地の花に赤褐色の斑点が「虎」の模様にみえることから「タイガーオーキッド」とも呼ばれています。自生地でも毎年開花しないことが普通であり、日本ではめったに開花した姿を見ることができません。本種の花は生後10年、バルブが1.5~2m程に育てることで開花します。開花させるのが非常に難しいランの仲間です。

■なぜ水族館でランの展示?  

アクアマリンふくしまでは、展示する生物の生息環境を再現しています。生き物だけではなく周りの環境を展示することにより、生命のつながり、生態系の大切さを少しでも来館者の方に伝えられると考えます。当館の「熱帯アジアの水辺」では、多様な進化を遂げた熱帯の植物も展示しています。タイガーオーキッドもその一つです。このランの育成展示を開始してから、20年になりますが、一度も開花することがありませんでした。今回、念願かなってようやく開花させることができました。環境水族館アクアマリンふくしまで、植物を含む生物の多様性を実感していただけたら幸いです。