企画展

この企画展は終了いたしました

企画展「めだかの学校 ~世界のなかまがやってきた!~」

開催期間 2017年7月15日(土)~9月18日(月)
開催場所 1号館1階

チラシ裏面イベント

 金魚と同様に日本人に古くからなじみのあるメダカ。現在では品種改良がおこなわれ、多様な形態を持つメダカが生まれています。一方で日本に生息している野生のメダカは、かつては「メダカ」1種でしたが、現在では「キタノメダカ」と「ミナミメダカ」の2種に分かれています。
 日本では、メダカは古くより稲作と関わりがあり、水が少なく米が不作になる年には、水田近くに生息するメダカもいなくなることから、その年の米の出来高を示す指標とされてきました。また、新潟などの北陸地方の一部には、メダカを佃煮にして食す文化も存在しています。
 今回の企画展では世界に生息する様々なメダカと日本の品種改良メダカを展示し、様々な環境で生活するメダカ類の姿や生物の進化による形態の変化を知り、さらに日本人とメダカの関わりや、現在は絶滅の危機に瀕する日本のメダカたちの現状を知ることによって、日本の水辺環境について考えるきっかけになっていただけたらと思います。

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