生き物紹介

親潮アイスボックス

ダイオウキジンエビ

北海道羅臼町で発見され、2016年9月に新種として公表されました(千葉県立中央博物館、駒井智幸博士との共同研究)。エビジャコ科は、世界で約220種知られていますが、本種は世界最大で体長は25cmにも達することから、学名(種小名)には、王様を意味する「rex」とつけられました。生息水深は600-1000mと深く、生態は謎に包まれている一方、地元では、「ガサエビ」と呼ばれ美味なエビとして親しまれている種類です。

【飼育員のつぶやき】一見、厳つい体で怖そうですが…、ふ化した赤ちゃんを「子守」する穏やかな性格のエビです。飼育員も一目惚れする、正面のつぶらな瞳に注目です!

生物分類 甲殻類
学名 Sclerocrangon rex
科名 エビジャコ科

ダイオウキジンエビの成長

  • ダイオウキジンエビ
    ふ化幼体(全長1cm)
  • ダイオウキジンエビ1度脱皮後は、成体とほぼ同じ姿に
    一度脱皮後は、成体とほぼ同じ姿に
    • ダイオウキジンエビ母エビの腹肢にしがみつく幼体たち
      母エビの腹にしがみつく幼体

新種として公表した際の記事はこちら

 

生き物紹介に戻る