常設展示紹介

親潮アイスボックス

南の海のカラフルな生き物に比べて、北の海の生き物は地味で単色のイメージがあります。でも、海藻の裏側や岩陰をのぞけば、小さいけれど色鮮やかで形のユニークな生き物たちの宝庫です。さあ、みなさんも北の海の小さな宝石たちを探してみましょう。きっとお気に入りの生き物が見つかります。

主な展示生物
アバチャン・ラウスツノナガモエビ・ナメダンゴ・トクビレ・タマコンヤクウオ・オオカミウオ

アバチャン ラウスツノナガモエビ ナメダンゴ オオカミウオ  
オホーツク海の環境
北海道のオホーツク海沿岸では、冬の寒さが厳しくなり、北西の風が吹き続ける年明け頃から春先にかけて流氷が接岸します。
流氷の季節になると、ゴマフアザラシやトドなどの海獣類やオオワシやオジロワシなどの鳥類もエサの魚を求めて姿を現します。
ゴマフアザラシやワモンアザラシなどは、流氷の上で出産して子育てを行うなど、オホーツク海で生活する生き物は流氷と深いかかわりを持っています。
流氷とオオワシ

流氷とオオワシ

流氷の役割
海水が凍ったものを海氷といい、流氷は海氷の一種です。海氷ができる北の海では、塩分が濃縮されたブラインと呼ばれる海水が深い海底に沈み、代わりに栄養塩の多い、底層の海水が上昇します。
栄養塩の豊富な海水中では、流氷に含まれるアイスアルジーという植物プランクトンが春に繁殖し、それらは動物プランクトンのエサとなります。さらにここには、動物プランクトンをエサとする魚類や海獣類などが集まり、流氷は北の海を豊かにする原動力となっています。


展示生物−深海



アバチャン

 

アバチャン
深海性で、成魚は普通水深300mよりも深い海で生活しています。産卵時は浅い海でも確認され、知床沖では、2月〜4月に稚魚が確認されます。アクアマリンふくしまでは、日本で初めてアバチャンの繁殖に成功しています。
タマコンニャクウオ

タマコンヤクウオ

タマコンニャクウオ
世界でもアクアマリンふくしまでしか展示していない生き物です。2007年に北海道知床で確認されました。深海に生息し、生きたままでの採集、飼育が難しい魚です。当館では北海道のエビカゴ漁で採集をしています。水槽のガラス面や岩に吸盤ではりついていることが多く、オタマジャクシの様な体型をしています。
ラウスツノナガモエビ

ラウスツノナガモエビ

ラウスツノナガモエビ
アクアマリンふくしまが発見した新種のエビです。北海道知床沖の水深500〜800mで生活しています。和名は北海道知床の小学生が考えました。売ってはいませんが、おいしいエビです。
岩場にすむ魚
岩場ではオオカミウオやナメダンゴなどを見ることができます。
オオカミウオ
オオカミウオの口には数本の犬歯があり、恐ろしい顔つきをしていますが、実際はさほど強暴ではなく、むしろ水槽を覗きこむと水面まで上がってくるような、人なつこい一面もあります。アイヌ語ではチップカムイ(神の魚)と呼ばれます。
オオカミウオ

オオカミウオ

ナメダンゴ
ナメダンゴは、名前の通りの団子のような体にたくさんのこぶがついています。
泳ぎはあまり得意ではなく、腹ビレが変形した吸盤で岩に吸い付いてじっとしてます。
ナメダンゴ

ナメダンゴ

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